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2019.6.28

快適空間を作る外壁遮熱塗料セレクトリフレックス

ゼロ宣言の家で使われている、一番外側の塗り壁、セレクトリフレックスをご紹介します。

ゼロ宣言の家・クアトロ断熱(4つの特徴)

壁の中に配置して効果を現すセルローズファイバー(内断熱)と、柱の外側で家中を包み込むように配置するネオポール(外断熱)を使用した「断熱」
内壁のスペイン漆喰と充填されたセルローズファイバーによる「調湿」
内側から外側まで壁の全てに通じる「透湿」
壁の一番外側に塗るセレクトリフレックスが「遮熱」
このセレクトリフレックスは遮熱の効果が非常に高い塗料になります。

聞き慣れない言葉「遮熱」とは

断熱とは、夏の暑さ(熱気)や冬の寒さ(冷気)を家の中に伝えないようにすること。
しかし、断熱材の効果にも限界があります。特に夏場は、外壁や断熱材の中に太陽光の熱が蓄積され、その熱を家の中に放出してしまい、家の中が暑くなります。
ですから、快適な空間のために大事なのは、壁や断熱材に熱がたまらないようにすることなのです。
そもそも、太陽光の熱は赤外線。赤外線が当たると、当たったところに熱が発生します。熱を発生させないためには、太陽光を反射させる必要があります。それが遮熱です。セレクトリフレックスは太陽光の72%を反射させることができます。他の外壁が60度くらいに熱くなったとしても、セレクトリフレックスの壁は30度くらいにしかならないのです。

セレクトリフレックスを使う3つのメリット

・遮熱効果 

太陽光の72パーセントを反射(遮熱)するので、中に熱が伝わりにくい。

・汚れにくい

中に入っている骨材はアルカリ性が強いので、自浄効果がある。
外壁はだいたい8年から10年で塗り替えしなくてはいけないがセレクトリフレックスの壁は塗り替えをする必要がない。長い間に壁が汚れてきたとしても、高圧洗浄機で汚れが落ちるので、メンテナンスにお金がかからない。

・柔軟性がある

曲げても、ひび割れしない。叩いてもはがれ落ちない。大きな地震が来てもひび割れる不安がない。近年の異常気象の中、従来の断熱材に頼る断熱は限界がきています。
これからは断熱だけでなく、遮熱という要素を取り入れながら対応しないと夏涼しくて冬暖かい家は実現できないと考えます。ゼロ宣言の家は遮熱と断熱にとても優れています。
また、セレクトリフレックスとネオポールには、地震の揺れを逃す役割も。実際、熊本大地震や東北地震でも、ゼロ宣言の家は外壁にヒビが入らなかった実績があります。